料理きほんのき「切り方編」

料理の基本

薄切り

その名の通り、食材を薄く切ることです。玉ねぎを例に説明します。

皮を剥きます。

半分に切ります。

芯を取ります。

玉ねぎなどの丸い食材は、半分に切ってから、安定させた状態で、切ると切りやすいです。

みじん切り

食材を1,2mmの大きさに切り刻むことです。玉ねぎを例に説明します。

皮を剥きます。

半分に切ります。

芯を取ります。

根元部分を残しながら、縦に切ります。

縦の切込みと直角になるようにして、根本を残した状態で、2、3回ほど切り込みを入れます。

端から細く切っていきます。

大きさが揃わない場合は、切り終わったあとに、適宜包丁で切っていきましょう。

櫛形切り

丸い形の食材を、櫛のように放射線状に切ることです。玉ねぎを例に説明します。

皮を剥きます。

半分に切ります。

芯を取ります。

放射状に切っていきます。

乱切り

乱切りです。その名の通り、比較的不規則な形で食材を切ることを言います。じゃがいもを例に紹介します。

皮を向いて芽を取ります。

4等分に切ります。

食材に対し、斜め45度に切っていきます。

ひっくり返し、45度で切っていきます。それを繰り返していけば完成です。

細切り

その名の通り、細く切ることです。人参を例に説明します。

半分に切ります。

人参の皮を剥きます。

3mm程度の板状に切ります。

切り終わったものを重ねます。

2mm程度で棒状に切り刻んでいきます。

ざく切り

4、5センチの幅に大雑把に切ることを言います。

キャベツを例に紹介します。

4分の1玉にします。

芯をとります。

細長く縦に刻んだあとに、横にして、4、5センチ幅に刻んでいきます。

千切り

食材を1、2ミリの細さに切り刻むことです。

キャベツを例に紹介します。

4分の1玉にします。

芯をとります。

1、2ミリの厚さで刻んでいきます。

輪切り(小口切り)・半月切り・いちょう切り

輪切り・半月切り・イチョウ切りはまとめて人参を例にしながら、紹介します。

まず、輪切りです。

その名の通り、人参やれんこんなどの棒状の食材を切っていくことです。

輪を描いた形になります。

続いて半月切りについて。

輪切りにしたものを半分にすると半月切りになります。

最後にイチョウ切りです。

半月切りにしたものをもう半分(輪切りの4分の1)にしたものをイチョウ切りといいます。

賽の目切り・角切り

賽の目きり、角切り

食材を1センチほどの立方体に切ることを賽の目きりと言います。それより少し大きく切ったものを角切りと言います。

人参を例に賽の目きりについて紹介します。

人参を縦にして1センチほどの厚さで縦に切っていきます。

1センチほどの厚さに切った人参を寝かせて再度1センチほどの厚さになるように切っていきます。

スティック状になった人参を1センチほどの立方体に切っていきます。

拍子木切り、短冊切り

拍子木切りとは、細長い棒状にする切り方です。短冊切りとは、短冊のように薄い長方形に切ることです。人参を例に紹介します。

人参を縦にして1センチほどの厚さで縦に切っていきます。

切った人参を重ねて、再度1、2センチの厚さに切っていきます。

拍子木切りです。

切った人参を重ねて、再度1、2センチの厚さに切っていったのが短冊切りです。

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